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2011年2月

2011年2月25日 (金)

切り絵 風景11  関宿城の四季4 「こぶし」

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                「  こ ぶ し  」

  ●画像の転用を禁じます   

 関宿城に面した江戸川の中州地帯にある中の島公園に,関東一と称される

こぶしの巨木がある。この場所は利根川の左岸、埼玉県側であるが、茨城県

の飛び地で五霞町になり、町のホームページでもこのこぶしの木を紹介し

ている。

 茨城県五霞町側、すなわち埼玉県側のほうからは江戸川の水門の上

を通ってこの公園に入る。千葉県側、本来の茨城県側からは関宿城から

橋を渡っ入ることになる。アド街でも紹介されたが、関宿橋から境大橋まで

わずかの距離なのに埼玉、千葉、茨城の三県を通過する特色ある地域。

 この「こぶし」には関宿城が入っていなが、こぶしの木から関宿城が見られる

作品は他で取り上げているので、関宿城が描かれてなくとも、「関宿城の四季」

の中に入れている。

 こぶしの花が満開になるは、桜の花の満開と重なるか、多少早まるかというと

ころか。この花を題材にしたときは、花が咲いていない時期の枝ぶりと、花が咲い

ている様子を観察した。花の咲いている様子は、最初は時期が遅く、花が散って

しまっていた。次の年は、だいぶかよったという思い出がある。

 見学した一年目のときで、枝ぶりだけを頼りに花の開花を予想したためか、花を

つけたつもりでも、枝ぶりに対して花が少なかった。それも先っぽのほうだけに偏

ってしまった。

 ちなみにこの作品は背景の用紙と、こぶしの木の用紙の2枚で成り立っている。

裏打ちはほどこしてなく、こぶしの幹・枝・花は型どりをして彩色をした。この作品は

模造紙一枚を使用しているので、自分の作品の中では一番大きい。満開の様子を

違う技法で再度挑戦したいが、作品を作るスペースも今は狭くなっているので難し

い状況。

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  冬場のこぶし。根元の部分。

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  枝ぶりがわかる全景。人の気配はなく、さびしい。

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 花が咲き始めた。これからがいそがしい。満開をのがすな。

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 満開。早朝にいかないといい写真がとれない。

2011年2月22日 (火)

切り絵 彫刻30  「四天王 多聞天2」

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    「 四天王 多聞天 2 」

 ●画像の転用を禁じます

 黒の台紙で作成した多聞天のほうは、切り方が

ばらばらになったみたいで失敗したが、この茶色

の台紙では、なんとかまとめられた。しかし、四天

王の中では、多聞天の表現がもう一工夫足りなか

った。

四天王像はそれぞれ特徴をもっているので、全身

像に挑戦してみたい。願望だけあるが、いずれにしろ

魅力のある仏像はたくさんある。

2011年2月20日 (日)

「知床遊覧」完了

 切り抜いたまま残しておいた仏像の裏打ち作業が終了した後、

五稜郭タワーから眺めた函館の夜景と、那須に行ったとき立ち

寄った教会の壁面のツタを題材にした作品を完成。

 風景作品ができたことで一安心したせいか、これも中途半端

になっていた無箸、世親のデッサンを完了させ、切り上げること

もできた。無箸・世親像は今まで手掛けた仏像と違い、線の繋が

りを探るのが今一つできなかったため、デッサンの段階で躊躇し

ていたが、パッチワークのやり方を参考にして、仕上げることが

できた。

 この無箸・世親から、部分的に切り上げて、組み合わせる方法

で作品が作れそうな気がした。2005年に知床方面に旅行した

際、遊覧船で知床半島を見学したなかで、切り絵にしたいものが

あった。昨年図書館で借りてきた藤倉英幸氏の「はり絵で描く

風景たち」という本でも刺激を受け、意欲がより湧いたようだ。

 この本の手法を参考にして、全体を八つのパーツに分けて

切り上げ、また組み直すという方法を行った。切り絵の線は

原則として繋がっているものとのことで、いままでは彩色して

気になる黒い線を消していたが、絵具を使用しないで風景を

完成させることができた。切り絵ではなくペーパークラフトの

ようだが、この手法で作品が完成できたことは、自分にとって

大きな収穫になりそうだ。

2011年2月19日 (土)

切り絵 彫刻29  「四天王 多聞天1」

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   「 四天王 多聞天 1 」

               ●画像の転用を禁じます

 台紙に黒・茶・薄茶の3枚を用意して重ね切りをした。

ここでは、台紙を黒にした場合の影の処理に失敗した。

黒は最も暗い影の部分を表現するようにしてきた。しかし

明るい薄茶との重ね切りで、切り方を間違ってしまった。

 この多聞天の作品は、二枚の台紙を使用してなんとか

処置を施したが、どうも納得がいかない。再度切り直そう

とデッサンを手掛けてみたものの、気持が違うのか顔が

描けなくなっている。

2011年2月16日 (水)

切り絵 彫刻28  「四天王 広目天3」

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    「 四天王 広目天 3 」

 ●画像の転用を禁じます

 台紙は黒という意識を変え,手持ちのさまざまな色の用紙を

試しに使い始めたことによって、思いがけない効果が確認さ

れた。この作品も、台紙の色によって自然体の仏像という

雰囲気で仕上がったかな?と思っているが。違った色の用紙

で重ね切りをしていくと、容易に個別化が施され、完成された

作品の比較ができるようだ。

 「四天王」の中でも特に「広目天」の3枚は、落ち着いた配色

でまとめることができた。

2011年2月13日 (日)

切り絵 彫刻27  「四天王 広目天2」

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    「 四天王 広目天2 」

 ●画像の転用を禁じます

 青を主体にしたので、広目天の冷めた表情がより

強調できたのではと思っている。

 現在、手元にある切り絵用紙を、色別や材質の違いで

分類整理をしてみたところ、使用していない色の用紙や、

不足しているものなどが改めて確認できた。

 重ね切りをして、気に入った配色で仕上がるとか、また

自分の好きな色の用紙があると、在庫を確認しないうちに

買い求めていたようだ。画材屋で実際に購入するとなると、

どの色だったか混乱し、不必要な物までかってしまうという

ことが原因と思われる。

 自分で色見本を作成し、在庫の管理をしていかないと

この趣味も長続きしない。

2011年2月11日 (金)

「江戸型紙と藍染めと型彫版画展」を見学

 知人の紹介で、 「江戸型紙と藍染めと型彫版画展」と題した

江戸型彫の世界の作品が展示されているとのこと。

場所は茨城県竜ケ崎市の文化会館ロビーで、2月8日(火)

から13日(日)まで という。この金・土は関東地方の平野部でも

5センチ以上の積雪があるという予報もだされているので、昨日の10日

に見学に行ってきた。

 知人は、伝統工芸士矢田勇氏が主催している江戸型彫教室

入って学び、銀座で「矢田勇と弟子たち」と称した作品展が開催

されたときに案内状がきたので見学に行った。

 矢田氏は、東京大空襲の際にも、真っ先に型彫紙を避難させるなど、

型彫りの伝統の保存と継承に努めている方なので、展示された作品の

彫りは実に見ごたえがあった。

 その作品が銀座に行かなくとも、近くの竜ケ崎でみられるという。

期待通り、たしかな彫りの素晴らしさ を味わうことができた。

「型彫りは、心と技が非常によく現れる工芸」だと、矢田氏は

述べているが、小刀を使い分けて根気よく丁寧に仕上げている作品

の鑑賞を是非薦めたい。

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2011年2月10日 (木)

切り絵 彫刻26  「四天王 広目天1」

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    「 四天王 広目天 1 」

 ●画像の転用を禁じます

 四天王のきり絵作品の中で、この広目天がまとまりのある

ものに仕上がったのではと自負している。

 冷静な目つきで、遠方まで見据えているこの広目天

の特徴を、あまり濃いめの色彩を使用しなかったことで、表現で

きたかと。

2011年2月 7日 (月)

切り絵 彫刻25  「四天王 増長天4」

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    「 四天王 増長天 4 」

 ●画像の転用を禁じます

 切り込みを少なくし,そのかわり瞳を強調してみた。

仏像関係の作品では、最初は黒の台紙を

多く使用していた。重ね切りをしていくうち、黒だけ

のもので差別化を図るより、台紙の色そのものを

変化してみることにした。

 色の組み合わせで作品の印象が異なってくるので、

色選びが大変だが、思い通りの組合わせができた時は

「ヨッシャー」という気合が湧いてくる。

2011年2月 4日 (金)

切り絵 彫刻24  「四天王 増長天3」

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    「 四天王 増長天 3 」

 ●画像の転用を禁じます

 あさぎ色のような淡い色の台紙を使用したので、

顔の強弱を表現する同系色の裏打ち用紙が、どうも

気に入った色にならなかった。

 配色に時間をかけたからか、色合いは落ち着き

のあるものになり、自分としては四天王の雰囲気を

かもし出すことができたと思う。

 しかしインパクトを与えようと、やや切りすぎて

しまったことと、青の色がやや濃すぎたかと

反省している。

2011年2月 1日 (火)

切り絵 彫刻23  「四天王 増長天2」

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   「 四天王 増長天 2 」

  ●画像の転用を禁じます

 台紙のままでため込んでいた仏像作品。昨年末の

12月から裏打ち作業が始められ、この1月中旬で

一応終了した。

 四天王の中で唯一残っていた増長天。影の表現をどう施し

たらよいかと、なかなか踏み込めなかったが、昨年12月初め

に阿修羅を完了させたことで、はずみがついた。

 四天王全体のまとまりということで、残りの増長天三枚は、

持国天と同じような方法で影の表現を施した。

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