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2011年4月

2011年4月25日 (月)

切り絵 彫刻36 「増長天3」

Photo

    「   増長天 3  」

               ●画像の転用を禁じます

 大震災のこともあり増長天の三作目の反映には

間があいてしまった。

 彫りの深い仏像は、影の線を拾いやすい。しかし

その線をどのように強弱をつけて表現していくかで、

作品の品が変わっていく。下絵があってもその下絵

の線に束縛されず、勢いのままに切り込む。

  宮田雅之氏のいう「刀勢」に引き込まれて

切り絵を続けている。気持のいい線が切れるよう、

少しでも「刀勢」の域に近づきたいと願うが。

 NHKの切り絵講座、写真をもとにした切り絵の

下絵作りや、基の下絵に自分なりの工夫をして作品

を作るなど、回を増すごとに興味深くなってきた。特に

林家たい平さんのアイディアは、とても参考になる。

 一時の品不足の状態からみると商品の量はだいぶ

充実してきた。しかし、原発関連の状況は作業計画が

示されたものの先が見えない状態。

 小学生6人が巻き込まれたクレーン車の事故、笑顔が

素敵だった田中好子さんの死去等、暗いニュースばかり

が続く。春雷にたえ、我が家の牡丹が咲き誇っている。

2011年4月19日 (火)

切り絵 祭13  川越祭り9 「咲」

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         「   咲   」

                 ●画像の転用を禁じます

 川越市岸町二丁目の山車をモチーフにした。この作品を

作成していた当時は、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の

山車人形は完成していなかった。いまでは他の町内の山車

とともに人形をせり上げて、巡行をしたり引っかわせの中に

入れるようになった。この町内の衣装は人形にあわせて桜の

花をデザインしていて、なかなか粋である。震災で花見の自粛

気分が広がっているので、絵からうきうきした花見気分を感じ

取っていただけたらありがたい。

 しかし、完成した人形はどうも山車とあわないように思える。

美人でスタイルの良い人形を期待していたので、この町内の人

の評価を知りたいものである。

2011年4月13日 (水)

切り絵 風景15  関宿城の四季7 「こぶし咲く2」

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      「 こぶし咲く 2 」

                 ●画像の転用を禁じます

 前回反映させた「こぶし咲く1」より、この「こぶし咲く2」

のほうが早く完成していた。出来上がった作品をみると、

どうも春の感じが出ていない物足りなさがあったので、

作品「1」では明るい色を思い切って使った。

 重ね切りも、いまでは仏像の作品が中心になり、風景

作品では行わなくなっている。イメージが多様化すれば、

また風景作品も重ね切りで挑戦してみたい。

いったんは治まったかのようだった地震がこのところ活発化

し、震度4や震度5弱の揺れで落ち着かなくなってきている。

3月11日以後特に感じているのが直下型のような地震で、

下から突き上げてくるように迫ってくるのは、今までなかった

ものである。昨日の朝8時過ぎの地震ではドンという大きな音

がしたのには驚いた。放射能汚染も深刻になり、レベル5から

7への引き上げや、という今まで聞いたこともないような

大数の単位も飛び出してきた。

2011年4月 7日 (木)

切り絵 風景14  関宿城の四季6 「こぶし咲く 1」

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      「 こぶし咲く 1 」

              ●画像の転用を禁じます

 こぶしの花が咲く前の様子を、3枚の重ね切りで

「雪明り」・「月明り」・「出光」と題して表現し、「出光」

をブログに反映させた。

 この「こぶし咲く」は同じような構図で花の咲く様子

を表現した。これも2枚の重ね切りで作成し、もう

一枚は多少背景の色を変化させてみた。作品「1」

のほうが明るく彩色しているので、春の雰囲気

を出せたかと思う。こぶしの花は、関宿城の四季シリーズ

「こぶし」を作成したとき花がすくなかったので、その

反省を込めてたくさん花を咲かせるように努めた。

この「こぶし咲く1」の部分を4月の表紙に使用。

例年だと今頃は入学式の時期で、入学式まで桜が散ら

ないようにと願うようであった。しかし今年はまだ満開ま

でにいたってないし、花見という気分も湧いてこない。

 原発の事故は次々に新たな問題を発生させ、海洋汚染

という対外的な問題も起きている。インドはこれから3ヶ月

間は日本産の産物を輸入しないとしている。

2011年4月 1日 (金)

切り絵 風景13  「おぼろ月夜」

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        「 おぼろ月夜 」

              ●画像の転用を禁じます

この作品の一部を3月の表紙に用いた。童謡の「おぼろ月夜」

を口ずさみ、その情景を思い描きながら作成したことを

思い出す。もう30年くらい前のことになった。

 校庭で長縄の練習をする光景も、今はこのような生活が早く見

られるようにと願うのみである。今回の震災で、ブログやツイッター

の役割が見直されたという。しかし、今の自分にはどう対応して

よいのかわからない。

 とりあえず、切り絵を通して自分なりに励ましの気持を伝えてい

きたいと思う。NHKの総合番組は、まだ特別番組が組まれてもと

の状態には戻っていないが、教育番組は平常通りになってきた。

このような状態の中、3月30日から「あなたもアーティスト」

いう番組で「切り絵」の9回講座がスタートした。講師は

久保修氏。建築学科から切り絵画家になったという。久保氏の

画集も手元にあるので、5月末までの講座が楽しみになった。

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